2013年8月25日日曜日

Tangiblockのお触り会に参加してきた



結構前のことですが、ベネッセさんが注力しているTangiblockのお触り会に参加してきました。
Tangiblockはこれから言葉を覚える幼児向けの道具で、それを使用できるSDKがiPad向けに展開されています。
ただ、現状では市販のものではありませんので、開発者登録をベネッセさんで行い、それでやっと使用できる状態です。

まずはベネッセさんのサンプルアプリでTangiblockを使用していきます。

この画像でもわかると思いますが、かなりの大きさです。
そのため、iPadアプリ専用になってしまうのも頷けます。
ちなみにこのアプリでは指定されたIDのブロックでモンスターがうにょーっと出てきます。


そしてこちらのアプリでは下の三色を持って行って上の鍋に2色を入れることで、その色に対応した動物が出現するものです。
ちなみに、この画像の手タレは@nun_さんです。
@nun_さんも今回のブログを記事にされています。
@nun_さんの方では私のクリームパンのような手が写っていましたw


個人的には文字を2つ組み合わせて言葉を作るアプリが面白かったです。
ええ、マガモが出たからですw
単純ですたい。

このお触り会に参加するまではTangiblockはBluetooth通信を使っているのかなと思っていました。
そして何故iPad専用なのかとも気になっていましたし、何故同時に2個しか使えないのかとも気になりました。
その秘密は裏にありました。


この写真を見るとわかりますが、5つの突起のパターンがブロックによって異なります。
この異なるパターンを50個作り、各ブロックにIDを振って管理しているとのことです。
そして、この裏面は伝導性の樹脂でできているためiPad側がタッチされたと感知できるとのことなのです。
iPadでは同時に感知できるタッチの数が11個であるため、5個の突起☓2で2個までしか使えないとのことらしいです。
また、Androidのタブレットでも11点同時感知できるものが確かなかったので現状では現状ではそちらの展開はないのではないかと勝手に思っています。
また、おそらくですが突起の位置を検知して移動や回転も取れますので、そこからの遊びも広がるでしょう。

だから、このTangiblockは中が空洞になっているので電池の管理もないですし、軽いですから子供たちが扱っても危なくないと思います。
今後、どのようにしてTangiblockを一般ユーザーに提供していくのかは未定とのことです。

さて、このTangiblockの開発者登録はこちらで行えます。
開発者登録の内容は、
1:SDKの利用権
2:Tangiblockブロック本体50個 
3:「Tangiblock Application Award」への参加権 
4:特別セミナー「Tangiblock1day DAIGAKU」

とのことです。
他にも基本的なリソース(イラストや音源)も借りれるそうです。
そして、お値段はなんと32,500円とのこと。

正直、このお値段を聞いた時、
「高いなー、個人開発者には厳しいんやないか?」
と思いました。
講演も入っているのためお高くなっているのかもしれませんが、ここをオプションにしてもう少し安くしてくれれば個人開発者でも参入しやすくなるのではないかと思いました。
この辺りのことを検討して頂けると、やってくれる方も多くなるのではないかなーと思いました。
できれば1万円台になると、参加しやすくなるのではないかと思ってしまいました。

それでも、このTangiblockで遊んで学んでいくことは子供たちも楽しくなる楽しくなる機会は増えて欲しいので、たくさんアプリが出てくれると嬉しいなって思います。